2021年5月6日木曜日

ソフトバンク光のWi-Fi暗号キーはルーターが家に届いた時点で漏れている話

結論
  • Wi-Fi暗号キーは漏洩しているので、初期設定時に必ず変えよう。
  • ソフトバンクが用意したWi-Fi設定情報ラベルは使えないので破棄しよう。

経緯
インターネット回線にソフトバンク光を契約している。
数年に一度、ソフトバンク光BBユニット(ブロードバンドWi-Fiルーター)の調子が悪くなるので、定期的に交換をすることが習慣になっている。
今回、新しいルーターが梱包されていた箱に貼られた送り状を眺めていて、記事欄に15桁くらいの数字が印字されているのに気づいた。
初めはソフトバンク側が物流かなにかの管理で使う管理番号だろう。くらいに思っていたが、Wi-Fi設定情報ラベル(どこかに貼って使ってくださいね的なシール)を見ていて先程の15桁位の数字の正体がわかった。送り状に印字されていたのはWi-Fiの暗号キーそのものだ。
改めて梱包されていた外箱の横を見るとバーコードが貼られているので、念の為バーコードリーダーのオンラインサービスを使って読んでみると、結果はやはりWi−Fiの暗号キーと完全に一致した。
多分ソフトバンク内の物流担当者が、管理番号を新しく採番して管理するのが面倒なので、すでに振られてい一意に紐づく番号として流用してるのだろう。

SSIDが特定されていなければ暗号キーはバレていてもいいと言う感覚なのだろうか?
でも、宅配業者の送り状に書かれている以上、住所はバレてしまっている。その周辺で拾えるWi−Fiの電波はたかが知れていて、総当たり的にやれば他人のインターネット回線を使えることになる。

Wi−Fiの暗号キーは、あくまでも初期設定で、利用者が必ず初期設定時に変えることをソフトバンク側が想定してるのか?
でも、それならわざわざ「Wi−Fi設定情報ラベル」なるシールが用意されている理由がわからない。初回設定用だけではなく、今後も使っていくことが前提であるからシール状であり、ご丁寧に「大切に取り扱ってください」という注意書きするある。こちらのセリフである。

多分、こうしてる今もソフトバンク光契約者の「個人の名前、住所、Wi−Fiの暗号キー」がセットで漏れ続けている。